« 第2次世界大戦の敗北により、人心・国土とも荒廃したドイツ。その復興を担ったのが、73歳で首相に就任、14年間その座にあったアデナウアーである。戦前、ケルン市長として活躍した彼だが、ナチに迫害され引退。戦後、保守政党を率い、「復古」「反動」のレッテルを貼られながらも、常 著書に『ドイツの憂鬱』、『新生ドイツの挑戦』(丸善ライブラリー)、『あっぱれ技術大国ドイツ』、『ドイツ病に学べ』『住まなきゃわからないドイツ』『びっくり先進国ドイツ』『顔のない男・東ドイツ最強スパイの栄光と挫折』(以上、新潮社)など。 | メイン | ?「名古屋地域委員会」 名古屋地域委員会 ・・・・・   内田 良子(うちだ りょうこ、1942年 - )は、日本の心理カウンセラー »

2016年1月29日 (金)

この例のようにデンマークと言う国では国民の意思が政治に直接反映するシステムが出来上がっています。「国家運営」に国民1人一人が参加しているという実感が持てる国になっています。こうした意識の形成に学校教育が大きな役割を果たしています。166・第9章 教育の目標は「国家運営」に参加する国民をつくること・平成28年1月29日・

引用


引用下條村 自治体はこうやって運営する 河村市長も同意? 1/2 

https://www.youtube.com/watch?v=z8PwWydCDMQ

11:15 2016/01/29

引用河村たかし 名古屋市長 2010.4.14

https://www.youtube.com/watch?v=0AqrDtHdLh0

15:34 2016/01/29 


河村たかし名古屋市長報道番組出演3/3

https://www.youtube.com/watch?v=GsBz8t6BArs

15:13 2016/01/29

みちのりホールディングス・松本順・路線バス運賃値下げ・混乗・混載・バス・みちのりホールディングス|メッセージ公共交通ネットワークの最適化 地域の観光産業への参画と貢献 環境適応型の新しい交通システムの確立 公共交通ネットワークの最適化

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2016/02/post-1850.html

16:09 2016/02/05

 

第10章・日本はデンマークから学ぶものがあるか・平成28年2月4日

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2016/02/2824-95e9.html

15:13 2016/02/04

2016年の内外情勢を展望する~東京財団研究員討論会(国内問題)

https://www.youtube.com/watch?v=mYjNsIZ7-ik&utm_source=mailmaga_20160204&utm_medium=email

14:59 2016/02/04

 

ほめることで、すべてが好転するという成果があらわれたことを、同志社大学・政策学部教授の太田肇教授に共同研究して頂いていますが、「ほめ達!」理論もきちんと、後付けで証明されているのです。見習おう。  GDP4%の日本農業は自動車産業を超える (講談社+α新書) 新書 –

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/02/gdp4-5e99.html

17:52 2016/02/03


第9章 教育の目標は「国家運営」に参加する国民をつくること・平成28年1月29日・


・1・エネルギー自給政策に国民が参加している・165頁・

2007年1月現在、デンマークには5267基、314kWの風量区発電設備が稼働しています。全電力に占める風力発電の占める割合は2007年1月においては35・9%となっています(年間平均約19%)。この314万kWの風量に発電によって、年間約230万トンの石炭を節約し、一方では532万㌧の二酸化酸素削減を実現しています。

デンマークが国際社会に約束した、1990年から2010年における二酸化炭素削減量は年間ベースで約1200万㌧ですが、このうち約半分を風力発電によって削減しているのです。この風力発電の所有者の約85%は個人、または個人の出資によって設置したものです。


最近、議会や風力発電業界では2025年に向け、電力消費量の50%を風力発電によって賄うというエネルギー戦略が検討されています。このような風力発電の成長の背景にあるのは、与論の支持です。最近の世論調査によるとデンマーク人の80%は「風力発電をもっと増やすべきだ」と答え、80%以上の人たちは風力発電の電力料金が割高になっても払うと答えています。165・


166頁・この例のようにデンマークと言う国では国民の意思が政治に直接反映するシステムが出来上がっています。「国家運営」に国民1人一人が参加しているという実感が持てる国になっています。こうした意識の形成に学校教育が大きな役割を果たしています。166・


・2・環境教育の目標は行動する市民を育成すること・166頁・


・2・環境教育の目標は行動する市民を育成すること・166頁・

デンマークのある小学校の6年生は環境教育の課題で「高速道路の建設に関する賛否」というテーマを取り上げました。なぜ小学6年生の環境教育で「高速道路の建設問題」を取り上げたのか、その理由は高速道路の敷設によってその場所で生殖をしていた動植物の生地を奪うという自然の破壊行為と言うマイナス面と、高速道路ができた場合における、物流のスピードアップによる地域や産業の活性化というプラスの面を考えるためだと説明しています。166・


167頁・

デンマークの選挙権および被選挙権は18歳からですが、12歳頃からこのような国家運営の根本となる施策への自己の意見を確立するための準備が始まっているのです。そして18歳になった時、選挙を通し国政に参加する市民としての条件を育成しているのです。

デンマークが環境先進国とよばれるまでに至った過程には、学校における環境教育が重要な役割を果たしています。デンマークにおける児童の環境教育の目標は、環境教育を通し、児童が大人になった時に「環境破壊、資源の分配と利用、人口増加、動植物の絶滅問題に対し、行動力のある市民となって建国に当たる」こととされています。167・


168頁・

これはデンマークの環境教育の目標に書かれている言葉です。

この「環境教育の目標」が設定された背景には、1992年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された環境サミットで提案された「アジェンダ21」がありました。地球環境保全のために「地球的規模で考え、地域で行動する」ことを人類の課題として提起したこととに呼応してデンマーク学校では「緑の旗」運動が始まります。

1993年9月、デンマークのシェーランド島グラードサックス町のモークホイ中学の9年生が、「環境に負担をかけない学校づくり」と言う運動を始めます。この運動の目標は、子供が環境とその保全問題に自ら取り組むことで「自然界との触れ合いの喜びと自然を守る知恵を身につけること」とされ、その後「緑の旗」と名づけられた運動となっていきます。168・


169頁・学校で消費する水や電気を節約し、廃棄物を削減し、学童として地球温暖化への協力を目標に掲げた「緑の旗」の運動は、その後、イギリス、オランダ、フランス、スペインなど各国に広がっていきます。そして「エコ・スクール」と呼ばれる国際名称になり現在、ヨーロッパを中心に32ヵ国に広がっています。

欧州諸国でエコ・スクールの登録学校は4000校に達しています。デンマークでは、2006年現在、全国約1600校ある小中学校のうち、エコ・スクール登録数は210校、「緑の旗」を取得した学校数は188校に達しています。

この「緑の旗」運動が、その後の欧州連合諸国の二酸化炭素の削減につながったと言ったら、大げさに聞こえるかもしれませんが、多大な影響を与えたいと私は考えています。

・3・日本の学校教育は解決策を考えさせない・

169頁・平成28年1月29日・


日本の子供たちも「地球温暖化問題」に関し、ある程度の知識や情報を学校教育の中で得ていると思います。しかし、「子供たちの活動によって、地域や国の政策に影響を及ぼすことはほとんどないと思います。なぜなら、日本の学校教育の目標がそこにはないからです。

日本の教育の目的は相変わらず「最終的には大学受験」にあるように感じます。地球の温暖化問題を知っていても、そのための学習の時間、体験の時間、解決のための実際的な行動を子供たちが学校の時間の中で費やすことを、親も学校関係者も教育委員会も文部科学省もおそらく嫌っているのだと思います。169・


170頁・知識は身につけるけれど、行動力は持たない、あるいは持たせない、政治に口を出さず、自分たちの国づくりに参加できない傾向を持つ子供たちが学校教育を通して育成されているのではないでしょうか。


・4・まだ、「国定教科書」が生きている国・170頁・平成28年1月29日・

この背景には日本の教育制度の伝統があります。日本における「学校令」が公布されたのは明治19年(1886年)4月、そして17年後の明治36年(1903年)4月には、「小学校国定教科書制度」が発布されました。現在、日本では文部科学省による教科書検定制度が機能しており、子供たちが学校で使っている「検定教科書」も「国定教科書」であると言えるでしょう。

2007年、沖縄の集団自決を教科書から削除させ、沖縄県を含む多くの人々から「教科書から真実を学べない」と言う批判が巻き起こりました。なぜ、文部科学省の教科書検定官が真実を隠して、それを教科書に載せて国民に教えることを強制するのでしょうか。なぜ、現場の教師たちにその地域の実情にマッチした内容を自主的な研究によって開発する責任を持たせないのでしょうか。

北は北海道から南は沖縄までの子供たちに教える内容を「国定教科書」で維持しているということは、日本の次世代を選ぶべき将来をときどきの政府機関が決めてしまうと考えられないでしょうか。170・


171頁・「国定教科書」によって教育を受けた子供たちが、入学試験を繰り返し、その後社会人となって国家を引き継いでいるのです。こうして自律性が確立できない国民が育成されているように見えます。ここまで

5・新しいものを生むには現状の否定が必要・


171頁・平成28年1月30日・


たしかに「国が認めた教科書」で教育が成り立つと、教える側も教えられるものも「国家が認定したもの」と言う「安心感」が存在すると思います。しかし、一方で決められた教科書が無いことは、「何を教えたらいいかわからない」「何を知るべきか」問う「不安」につながるものですが、それが活力ある教育現場を生み出す原動力になると思います。


デンマークは医療や家具などのデザインの国としても知られています。新たなデザインを生み出すためには、現状を「否定」することから始まると言われている通り、新しいものや仕組みをつくりだすためには、既成の考え方や仕組みの「肯定」からスタートするのではなく、「否定」から出発するスタンスが重要だと思います。


デンマークの子供たちが始めた「緑の旗」運動は、明治36年4月に導入した「国定教科書」制度を現在においてもなお引き継いでいる日本の文科省には当面導入できないでしょう。171・


172頁・かりに、この活力が学校にとっても日本の国家にとっても大事な意味があることを理解しても、未知の分野でマニュアルがない活動に対し、関係者の多くはその導入を決断することはないと思うからです。

ここまで次10章へ平成28年1月30日

第10章・借金の残さないデンマーク・ツケを残す日本・

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2016/01/post-cced.html

6:22 2016/01/30



2016年1月28日 (木)第7章 福祉制度をつくり出したデンマーク・福祉を考えなかった日本・平成28年1月28日 木曜日・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/01/7-28128-deb6.html

11:09 2016/01/28

 

2016年1月28日 (木)行政官僚と産業界との癒着は封建制度時代から引き継がれている国のかたちと・・・・・デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか 単行本–2008・2 ケンジステファンスズキ (著)

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/01/20082-e7ed.html

8:51 2016/01/28 

・2・地方自治無くして民主主義国家はあり得ない・84頁・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/01/post-46fe.html

10:11 2016/01/27

3年前に自然養鶏を始めた・・・らの遺言 新書 – 2015129 倉本 聰 (著) 数多くの演劇やドラマ作品を通じて、自然環境の破壊や社会秩序の乱れについて警鐘を鳴らし続けている著者の最新エッセイ。貧しくはあったが光と幸せに満ちていた昭和の時代を、80歳になったのを機に自らの体験と独特の切り口でふりかえる。日本人は今後どのように生きていくべきかを考える上での指針となる一冊。全国自然養鶏会は中島正氏の著書「自然卵養鶏法」に共感し、循環農業の一環としての自然養鶏を確立すべく、情報交換や交流会を行っています。

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2016/01/2015129-80-c9dc.html

8:40 2016/01/27 

国家公務員の給与とボーナスが2年連続で引き上げられた。安倍晋三内閣は12月4日に、2015年度の国家公務員の月給を0.36%、年間の期末・勤勉手当(ボーナス)を0.1カ月分それぞれ引き上げることを閣議決定したのだ。年収にすると0.9%の増になる。4月に遡って支給されるため、1月に調整額として支払われることになる。まさに安倍首相からの“お年玉”だ。

・・ 会社経営の99.9%はトップで決まる PRESIDENT 2015年3月16日号 山田清機=構成 的野弘路=撮影 会社というものは機械の部品を交換するように「悪い仕組み」を「いい仕組み」に取り換えればその瞬間からうまく動きだすような、単純なものではない。

http://amaminagata.blog.fc2.com/blog-entry-943.html

8:11 2016/01/27 

なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか・第4章 デンマーク人が国を愛する心の原風景・平成28年1月26日・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/01/4-28126-6e43.html 

16:46 2016/01/26

なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか 単行本 – 2008・2 ケンジステファンスズキ (著) 5つ星のうち 4.4 12件のカスタマーレビュー

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2016/01/20082-5-44-12-3881.html

9:36 2016/01/26 

2016年1月23日 (土)第2次世界大戦の敗北により、人心・国土とも荒廃したドイツ。その復興を担ったのが、73歳で首相に就任、14年間その座にあったアデナウアーである。戦前、ケルン市長として活躍した彼だが、ナチに迫害され引退。戦後、保守政党を率い、「復古」「反動」のレッテルを貼られながらも、常 著書に『ドイツの憂鬱』、『新生ドイツの挑戦』(丸善ライブラリー)、『あっぱれ技術大国ドイツ』、『ドイツ病に学べ』『住まなきゃわからないドイツ』『びっくり先進国ドイツ』『顔のない男・東ドイツ最強スパイの栄光と挫折』(以上、新潮社)など。

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2016/01/27314-5f56.html

14:54 2016/01/23 


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