« 永続敗戦論・なぜ日本人は敗戦を認めないのか・・「敗戦の否認」本格化するのはいわゆる「逆コース政策」からです。それまで占領軍は民主化と脱軍国主義を徹底し、日本を戦前と断絶した国にしようとしていました。しかし、冷戦構造の中で、アメリカは日本を自由主義陣営に留めておくために、あの戦争を指導していた保守勢力に日本を統治させることにしました。これにより、あの戦争ついて明らかに多くの責任を負っていた人たちが次々と復権していきました。岸信介はその典型です・・14頁・平成27年9月25日 金曜日・。 | メイン | ?騒音やCO2排出や熱中症のリスク・・・除草は大変です。ところが現在、そうした問題がほぼゼロのとてもエコで、画期的な除草法が大きな話題になっています。それはヤギによる除草。草刈機など燃料を使う通常の除草ならば1000平方メートルあたり約117キロのCO2を排出しますが、ヤギならば ほぼゼロ。1日に体重の1割程にあたる3~5キロの草を食べてくれるからです。そんなヤギを派遣する会社アルファグリーンのスタッフで、「ヤギ除草マスター」の山本富晴さんは、長年 家畜の除草能力や緑化事業の研究をしてきました。そして現在 »

2015年9月27日 (日)

自民党を倒せば日本は良くなる・ 2001・4 白川 勝彦 ・・わが国には、国家公務員が110万人、地方公務員が320万人もいます。この人達にとって、自分たちが諸悪の元凶だと言われると面食らう人が多いでしょう。162頁

引用


第4章 「平成革命」で日本はこうなる・157頁・平成27年9月26日 土曜日・


引用・2015年10月 1日 (木)自民党を倒せば日本は良くなる 単行本– 2001・4 白川 勝彦・・小泉首相に欠けている日本の革命の思想と戦略、戦術を明らかにした・・第5章 人間から出発する政治―私が歩んできた道・191頁から・

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2015/10/20014-5-dd22.html

6:26 2015/10/01


諸悪の元凶=官僚機構の革命的改組・158頁・

・なぜ官僚の評判はこうも悪いのか・

わが国には、国家公務員が110万人、地方公務員が320万人もいます。この人達にとって、自分たちが諸悪の元凶だと言われると面食らう人が多いでしょう。

地方公務員で作る自治労(全日本自治団体労働組合)と伊労働組合は、数ある労働組合の中で、人数でも組織力でも日本で一番強力な労働組合の一つでしょう。自治労は、政治的にももちろん民主党を支持しています。したがって、あれだけ官僚批判をする民主党の菅さんなども、悪いのは霞が関にいる自民党と結びついた一部の高級官僚であり、それ以外の公務員はまじめで善良なよく働く人たちだと言うのではないでしょうか。

しかし、多くの国民はそう思っているでしょうか?決してそう思っていないと思います。第一、多くの国民には霞が関の高級官僚などと接触する機会は、ほとんどないのです。多くの国民が付き合うのは、また付き合わざるを得ないのは、地方公務員であり、高級官僚などとは呼ばれない国の出先機関の公務員(役人)なのです。


159頁・

国民は、こういう人たちを見て、また必要に迫られて付き合ってみたうえで、公務員(役人)というものに対し一つの認識を持っているのです。どういう認識を持っているかは、おいおい書きます。ただ、それは決して「まじめで善良なよく働く人たち」などという認識ではないことだけは、自信を持って言えます。

国民は公務員の皆さんをもっともっと厳しく見ていると思います。どうかこのことだけは忘れないで、もしこの本を手にされた公務員がいたら、私がこれから書くことを最後まで我慢して読んでもらいたいと思います。

な、こうも公務員(役人)の評判が悪いのでしょうか。それはそもそも自由主義社会においては、自由でありたいと願う多くの国民にとって、最初から権力(役所)というのは本質的に好ましいものではない。いや、むしろ敵対するものであるからです。多くの国民にとって、本当にあって助かるという役所は一体どの役所でしょうか。すぐには思い当たりません。

かりにそういう役所があったとしましょう。また、なければ困る役所も確かにあります。例えば福祉の仕事を行っている役所とか、治安をあずかる警察や検察などを、全く否定する国民はいないでしょう。

しかし、その役所はボランタリーな奉仕的な組織ではないのです。国民の税金でまかなっている組織なのです。


160頁・相当のことをやってくれて当たり前、その仕事ぶりがぞんざいであったり、十分でなかったりすれば国民が悪印象を持つのは当然ではないでしょうか。多くの公務員(役人)には、この基本的な認識がないのです。


160頁・公務員はパブリック・サーバント・

公務員というのは、つまり公僕なのです。わが憲法では「全体の奉仕者」(第15条)と呼んでいます。公務員は、奉仕者でなければならないのです。やらなければならいいことをやるだけでは、合格点はもらえないのです。

あいて(すなわち国民)から見て、いい仕事をしてもらった、助かった、いい気持ちになれたという仕事をしなければならないのです。外国などでは、そういう場合、その気持ちを表すためにチップを渡すのですが、公務員の場合はそれを受け取ると駄目。

受け取った公務員も渡した国民も、贈収賄になってしまいます。それは理想像だとか、あまりにも厳しすぎるという人もいるでしょうが、これが自由主義社会における公務員に関する原理・原則なのです。

明治憲法下では、国家公務員は官史と呼ばれていました。そして、官史は主権者である天皇の代理人であり、使用人でした。ですから、国民に感謝される必要もなかったし、国民も奉仕など求めはしませんでした。


161頁・官史(地方公務員のことは史員といいました)、すなわち役人は威張ってもよかったのです。

 

現在の憲法では、国民が主権者です。主権者である国民は、今政治家をボロクソに言っています。国会議員も地方議員もみんな公務員です。だから、ボロクソに言ってもいいのです。

そして、ダメだと思ったら選挙で落とす、すなわちクビにしていいのです。公務員の任免は、国民の固有の権利であるとされているからです(憲法15条)。


しかし、公務員(役人)のことをボロクソに言う国民は多いのですが、政治家以外の公務員については国民は任免の権利を直接持っていません。ですから、一般の公務員にとっては国民がどう言おうが、クビになることはないのです。普通の会社の場合、従業員の仕事ぶりやサービスが悪ければ、最後はその会社は潰れるでしょう。でも、公務員が務める会社は役所という潰れることのないところなのです。

今日のように厳しい経済環境の中で、リストラで雇用の不安を余儀なくされている一般の国民から見たら、「役人天国」と言われる状態に対しては、さらに厳しい指摘と批判がなされているでしょう。このことを公務員の皆さんは、正面から真摯に受け止めなければならないと思います。

162頁・平成27年9月28日 月曜日・



2015年9月29日 (火)

?自民党を倒せば日本は良くなる 単行本– 2001・4 白川 勝彦 (小泉首相に欠けている日本の革命の思想と戦略、戦術を明らかにした1冊 異常な小泉人気である。・日本の官僚は本当に優秀なのか?・163頁・平成27年9月29日・ここまで http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2015/09/20014-1-a863.html

4:22 2015/09/29

 

 

 

・「新しい日本」を信じて・174頁・

・戦中八策・・21世紀の日本のかたち・179頁・

第5章 人間から出発する政治―私が歩んできた道・191頁・

・機屋の家に生まれ育つ・194頁・

・学生運動の中で・209頁・

・学生運動のなかで・209頁・

・ガリ版刷りのビラから生まれた自民党政治家・223頁・

・燃える自由民主党代議士奮戦記・245頁・

平成27年9月26日 土曜日


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