« 第1章・サービス産業と自治体経営・「お役所」から「サービス創造企業」へ・安倍政権の正体を見破り日本政治を刷新する  第927号 第939号 | メイン | リユース 【reuse】 [名](スル)再使用すること。そのままの形体でもう一度使うこと。再利用。→循環型社会形成推進基本法 →スリーアール(3R) »

2014年8月 4日 (月)

アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える [単行本] 日下 公人 (著)

引用

アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える [単行本]  日下 公人 (著)

 

自国のことは自国で決するには、どうすべきか。日本にはすでに力がある。その力を自覚し、「日本のために使う」ことに徹すれば、眦を決して自らを奮い立たせるような力み方は必要ないことがわかる。叫んで、ことさら自らを奮い立たせようとするのは、力がまだ備わっていない者のすることである。

日本が近代から今日に至るまでに達成したレベルの高さを、きちんと自覚すればよい。

自らの持つ力を「意志」によって世界に示していくことで、かつての戦争時代のように血が流れることもなく、やがて世界は「日本化」していく。「アメリカに頼らなくても大丈夫な日本」は、その具体的な現れである。その兆しはすで

に、世界の人々の文化・娯楽面を中心に数多く現れている。これからますます、

日本のアイデンティティと価値観が持っている世界的な普遍性を実感することができるようになる。本書は「反米」の書ではなく、その扉を開いていくものである。(本文より抜粋)

日下/公人 昭和5年(1930年)、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役を経て、(社)ソフト化経済センター専務理事・理事長、三谷産業非常勤監査役、東京財団会長を歴任。現在は、評論家。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

単行本: 212ページ出版社: PHP研究所 (2006/11)発売日: 2006/11

 

目次

序章 日本の自立的変化が始まった

第1章 アメリカのトラウマを知らない日本人

第2章 「わが国」の力を自覚せよ

第3章 日本は「アメリカ化」する必要がない

第4章 「意志」を表明する秋が来た

第5章 かの国々とは、こう付き合おう

終章 “特異”な時間は終わる

 

  商品の概要に戻る

日本人は読むべきだ。, 2007/1/9

レビュー対象商品: アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (単行本)

これからの日本はどうなるのか?アメリカとの協力関係を維持していくのか?それとも中国なのか?アジアなのか?それともロシアなのか?

本書では日下氏がその部分をキッチリと分析して下さっている。一歩踏み込んでしっかりとした指針を示してくれている。師の感覚は切れ味があり、分かりやすく納得がいく。

まずは全日本国民に読んでいただきたい。読めば、私の言っている意味が分かり、アメリカ・中国などに怯えていくことはないと気付かれるであろう。

5つ星のうち 4.0  自主、自立、自覚の精神を持ち、より世界に貢献できる国へ, 2007/6/2

レビュー対象商品: アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (単行本)

本書は、昨今自信を失った日本人をに対して、我々の潜在能力の高さを再確認させてくれる良書です。著者は、我々日本人が自らが持つ力を自覚し、過度な外国に依存主義から自立し、自ら主体的な意思で判断することが、世界から信頼され、世界に貢献できる国家に繋がるのだと。米国を含めて諸外国との良好な協力関係を築くことと、自らの自主的判断は別次元だといいます。全く同感です。

長寿命を支える高い医療環境、各種方面に亘る高い技術開発力、勤勉で実直な精神、さらに、アニメや娯楽機などの独自文化、寿司などの食文化などなど。日本は世界に誇れる強さを多数持っているのだと。著者のプラス思考にはいつも勇気づけらます。

5つ星のうち 4.0  正しい歴史認識から日米・日中関係を考える良書。, 2012/8/15

レビュー対象商品: アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (単行本)

欧米列強諸国が、キリスト教に受け入れいることができないものは、動物であるというキリスト教絶対主義をもとに、白色人種以外の人種を皆殺しにしてきた歴史をもとに、日本にとって重要な同盟国であるアメリカですらも危険であるという警鐘をならす本書。

その結論としては、核武装を行い、正当な歴史を主張できる存在となるべきと著者は言う。

当たり前すぎる話で、その当たり前のことすら、この数十年も達成できない日本にいらだつことはせず、あくまで、日本の未来は安泰だと著者は主張する。

私が知る限り、著者の主張は、数十年一貫してブレていない。その理由は、著者の歴史に対する含蓄に所以すると思われるがいかがだろうか。

学校教育以外歴史を勉強した事がないという人にとっては、必読の書物と言える。

13:33 2014/08/04


コメント

コメントを投稿

アクセスランキング