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2014年6月 5日 (木)

日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊 (岩波新書) [新書] 半田 滋

引用

日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊 (岩波新書) [新書] 半田

安倍首相の悲願といわれる集団的自衛権の容認。武器輸出の解禁や日本版NSCの登場、国家安全保障基本法の議論などを背景に、今、日本が急激に変わろうとしている。政府で何が議論されているのか。自衛隊はどう受けとめているのか。30年以上にわたり日本の防衛を取材してきた著者が問う、渾身の一冊。

 

内容(「BOOK」データベースより)

 

安倍晋三総理の悲願といわれる集団的自衛権。武器輸出の解禁や日本版NSCの創設、国家安全保障基本法をめぐる議論などを背景に、今、日本が急激に変わろうとしている。政府で何が議論されているのか。それはリアルな議論なのか。自衛隊はどう受け止めているのか。長年日本の防衛を取材してきた著者による渾身の一冊。

 

新書: 224ページ出版社: 岩波書店 (2014/5/21)発売日: 2014/5/21

 

目次

第1章 不安定要因になった安倍首相

第2章 法治国家から人治国家へ

第3章 安保法制懇のトリック

第4章 「積極的平和主義」の罠

第5章 集団的自衛権の危険性

第6章 逆シビリアンコントロール

日経夕刊今週のベストセラー総合第3位、おめでとうございます。, 2014/6/4

レビュー対象商品: 日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊 (岩波新書) (新書)

 

平成26年6月4日、日経夕刊第6面ベストセラー総合で3位にランクされていました。5月26日から6月1日まで、京都アバンティブックセンター京都店調べ本当ですか日経さん、アバンティさん、世論操作ではないですよね?アバンティさん、その週にたまたま、近くの学校等からの大量発注が会ったと言うのではないでしょうね。

8:20 2014/06/05

 

ハンドブック 集団的自衛権 (岩波ブックレット) [単行本(ソフトカバー)] 

浦田 一郎 (著), 前田 哲男 (著), 半田 滋 (著)   5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

安倍首相が執念を燃やす「集団的自衛権」の解釈変更。この「集団的自衛権」とは何か? なぜ歴代政権は、この行使を「憲法上許されない」と解釈してきたのか? そしてこの解釈変更は、私たちに何をもたらすのか? 憲法学者、ジャーナリストが、丁寧に解説。阪田雅裕・元内閣法制局長官の2007年「世界」でのインタビューを再録。

安倍総理が執念を燃やす「集団的自衛権」の解釈変更。「集団的自衛権」とはそもそもどのような概念か?なぜ、これまで許されなかったのか?他国はどのようにして行使してきたのか?そして、なぜ、いま変更しなければならないのか?専門家がやさしく、丁寧に解説する。阪田雅裕・元内閣法制局長官のインタビュー(2007年)を再録。

単行本(ソフトカバー): 64ページ出版社: 岩波書店 (2013/5/10)

発売日: 2013/5/10

 

目次

1 集団的自衛権とは何か―憲法との関係を中心に

2 戦後どのような議論を経てきたか

3 「集団的自衛権」行使容認で何が起こるか

4 集団的自衛権の行使はなぜ許されないのか―阪田雅裕・元内閣法制局長官インタビュー

憲法九条の完全なる空洞化, 2013/11/27

レビュー対象商品: ハンドブック 集団的自衛権 (岩波ブックレット) (単行本(ソフトカバー))

ブックレットは、今ある問題を素早く理解するために専門家が、60ページ位でそのエッセンスをまとめてくれます。したがって、ポイントがわかりやすく、また、問題の本質がわかりやすく、しかも分かりやすく書かれています。このブックレットは集団的自衛権のみを扱っていて、4人の方の役割分担で書かれていていますが、一貫性があり、また、4は元法制局長官のインタビューですから、興味深いものでした。

5つ星のうち 5.0  本書発行から1年が過ぎ、著者たちの心配事が現実になろうとしている。, 2014/5/28

レビュー対象商品: ハンドブック 集団的自衛権 (岩波ブックレット) (単行本(ソフトカバー))

本書が発行された2013年には「集団的安全保障」はこうあるべきだ、それに対して「集団的自衛権」は現憲法の下ではこう考えるべきだ、という意見の発露であり警論であったが、著者たちの心配した通り、参議院選後の安倍自民党は憲法改正が難しいとみるや、内閣法制局長官の首を挿げ替え、総理の私的諮問委員会からの提言をそのまま受ける形で暴走を始めている。 

2014年5月連休後の政局はまさに「集団的自衛権」を巡る政治的駆け引きの場となっている。

連立を組む公明党が慎重な姿勢なのはまだ救いだが、これも時間の問題でなし崩し的に自民党的陰謀に組み込まれていくのだろう。日本は(われわれ日本の市民)はこれからどこに連れて行かれるのか。このままでいいのか。こんな政府を過去2年の選挙で我々は望んだのだろうか。

今、まさに国会で行われている論議をきちんと理解するためにも基本的な知識を持たねばならない。また、憲法と国際規範との立ち位置についてもちゃんとした知識は不可欠だ。そうした基礎知識を持って、現在の安倍自民党のやろうとしていることを見ると本当に日本は今まさに危険な瀬戸際にいるのだな、と思う。本書はそうした知識を身に着けるためにも最適な入門書と言える。

5つ星のうち 5.0  集団的自衛権は吾ら日本人に無用の権利だと思います, 2013/8/10

レビュー対象商品: ハンドブック 集団的自衛権 (岩波ブックレット) (単行本(ソフトカバー))

本書は次の3人の分担執筆による集団的自衛権の解説です.

1. 浦田一郎 : 集団的自衛権とはなにか --- 憲法との関係を中心に

2. 前田哲男 : 戦後どのような経過を経てきたか

3. 半田滋 : 「集団的自衛権」行使容認で何がおこるか

 

これら3章に更に一章を加え,元内閣法制局長官,坂田雅弘氏へのインタビュー記事「集団的自衛権の行使はなぜ許されないのか」を収載しています.逐一読み進めば,集団的自衛権なるものが現行憲法といかに相容れないものだとわかります.国連憲章で認められている権利といえども現憲法で保護されている吾ら国民には不要です.早い話,災いをもたらします.同盟国アメリカがどこかと戦争を始めれば,日本が攻撃されていなくてもアメリカの戦争に組み入れられかねません.要するに日本の若者を兵士として戦地に差し出すことを意味するからです.戦争は国がやる大規模殺人です.アメリカのやる殺人に日本の若者が自分の命を賭けて片棒担ぐ.そんな日本に私はしたくありません

 

安倍総理は不思議なことに集団的自衛権を持ちたいようです.現行憲法を改変してでもこの権利を持ちたい.いや,現行憲法でも解釈次第で集団的自衛権はもてると考え,内閣法制局長官を更迭しました.安倍総理は集団的自衛権に執着し,一日でも早くこの権利を保有したいように私には映ります.何故でしょうか.何故そんなに急ぐ? でも,彼の口から集団的自衛権を獲得することのメリットについて今のところ一言の説明もありません.民主主義国家に考えられないことです.彼の頭には尖閣諸島の領有を脅かす中国を集団的自衛権で排除したい思惑でもあるのでしょうか,もしそう思うなら無理筋です.例えばアメリカが尖閣を護りますか.アメリカは日本本土を日米安全保障条約に基づいて護るでしょうが,尖閣列島ごとき小島に,しかも領有権も定かでないそんな島のためにアメリが兵を出す,それは非常に非常に考えにくいことです.安倍総理,あなたは何故この権利を持ちたいのですか,国民に直接説明して下さい.

5つ星のうち 5.0  明確です, 2014/5/15

レビュー対象商品: ハンドブック 集団的自衛権 (岩波ブックレット) (単行本(ソフトカバー))

憲法9条を持つこの国が、なぜ積極的平和主義なのか、集団的自衛権とはなんなのか、明確に書かれています。

5つ星のうち 4.0  きな臭さが現実を帯びてきた, 2013/8/20

レビュー対象商品: ハンドブック 集団的自衛権 (岩波ブックレット) (単行本(ソフトカバー))

世はアベノミクスで浮かれているが、この隙に政府自民党は日本を軍事的国家にするための土台作りを着々と進めるに違いない。隣国との摩擦が高まれば高まるほど政権与党とアメリカの思惑通りに進む。さらにその関連産業も興り、景気もよくなると期待しているのだろう。自民党支部ともいうべきなんとか党も口では護憲だなどといっているものの、従来から唱えてきたことをどのように言いくるめるか苦心しているのだろう。右でも左でも圧倒的議席数を占めることは危険なことだ。

8:26 2014/06/05







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