れいわ新撰組応援・地方議会を再生する相川著 ・財政破綻寸前の町が挑んだ・龍郷町控え・自治体電力株式会社・「お役人」上田 清司 ・日本的官僚システムのからくり ・・・鹿児島県庁の職員住宅一覧・田雲の古い写真・・・3・バカな首相は敵より怖い 新書 –佐高 信 (著) ・・日本は食料自給率が40%以下、東京都の1.7倍は休耕地がある。ちこり村の事業はできることなら日本の休耕地を再使用し、有効利用したい。また、中津川は、60歳以上の方が31.8%と高齢化が進んでいます。抱える課題なのです。


私たちはれいわ新撰組の山本太郎を首相にしていくための活動をします。奄美群島爺87歳は頑張ります。


(20+) 滝田 好治 | Facebook

 


くまもとぐるめおいしいわ?


-イジュ-
(方言名:ンジュ、イジュ(沖縄)、イズ(首里)、インジイナキ(田港) )

【科名】 ツバキ科  
【学名】 Schima wallichii Korthals ssp.liukiuensis Bloemb.
【沖縄における分布】沖縄島、久米島、石垣島、西表島
【形態】 高木  常緑広葉樹
  高さ20m、直径50-100cmに達する。樹皮は褐色で厚い、全体に毛がない。葉は互生、小枝の先端付近に束生し、卵状長楕円形ないし皮針状長楕円形、長さ10cm、幅3-4cmぐらい、革質、鋭尖頭または鋭頭、くさび脚、ふちは低いつぶれた鋸歯があるか、または波状。葉柄は長さ1.5-2.5cm。花は頂生、小花榎は太く、径3cmぐらい、白色一帯紅白色。等片は卵状円形で先端はつぶれ長さ3mm位。雄ずいは長さ7mm。さく果は偏球形で木質、径2cmぐらいで5裂する。種子は扁平で翼を有し、長さ8mm。
【用途】庭園樹、公園樹、道路緑化樹(並・囲・路)、その他(用材)
【種の採れる時期】10-12月
【種の採れる最適な時期】11月
【まきつけ時期】10-12月
【発芽率】20%
【得苗率】40%
【1㎏当たり粒数】293,000粒
【挿し木時期】11-2月
【取り木時期】4-7月2021/05/08 15:50


2016年11月 2日 (水)・「シュタットベルケ」はドイツ語で「都市公社」を意味する言葉で、電気・ガス・水道・交通などを一括して提供する自治体出資型のサービス藤原 忠彦 長野県川上村長。1988年川上村長に就任。長野県町村会長,全国町村会理事・行政部会長を務める。 全村のCATV導入など農業情報ネットワークシステムの構築や村営バスの運営、

2020/05/13 5:21

携帯からおくる

https://www.facebook.com/yosiharu.takita/media_set?set=a.1122283174519490.1073741863.100002134543621&type=3


「シュタットベルケ」と呼ぶようにしております。
ドイツでは自治体が出資しています、ドイツの「シュタットベルケ」は自治体出資の公社ですが、経営は民間企業として実施しており、リスクをとりながら、迅速で合理的な事業運営や決定が可能です。


稼ぐ力をつける自治体電力株式会社]
自治体が電力事業に続々参入…その背景と留意点
自治体も電力事業! 潮流の背景 Local governments electric power business 特 集 ENEC0 2016-02 2 を設けることで、需要側(下流)と供 給側(上流)双方のニーズのマッチン グを行える点にある( 図1)。 このように、自治体が一定 ...
5:35 2019/12/20


生駒市・終身雇用崩壊時代の公務員・自治体・市長小紫雅史
5:33 2019/12/20


北海道興部町(町長:硲 一寿,以下「興部町」)と 大阪大学先導的学際研究機構(機構長:八木 康史,以下「大阪大学」)は,バイオマス事業における連携協定を締結しましたので,お知らせします。


竹田龍郷町長殿

空き家問題・民泊問題・農地放棄地など企画観光課に提案しておりますが、一向に回答も説明も無く困っております。

私は昨年から、行政としては一向に進まない事業に対して一人で出来る事業作業を、大型機械を取り入れて、大美川土手をはじめ、龍郷町の半田川の草刈を始めました、余りにも観光地である龍郷町が草藪のままに放置されているのを見て、始めました、本来行政の仕事は国民のために役に立つ組織のはずです。

龍郷町民に対して説明責任を果たしていただきたい。
龍郷町長として職員の監督指導がどうなっているのかを説明をお願いしたい。

当然、町民にわかりやすくお願いします。

鹿児島県大島郡龍郷町大勝3113-1
瀧田 好治
2020/01/20 5:27


町では、迅速で的確に各事業を推進していくために、町政に対する皆さんの意見や提案については、所管課に直接寄せていただきたいと考えております。
いただいた意見は、皆さんの貴重な声として所管課を中心に関係各課も交えて検討するとともに、建設的な提案等については、町政に反映させるよう努めます。
回答は原則、所管課から行いますが、町政に直接関係のない提案や営利目的の提案等、内容によっては回答しかねる場合があります。
なお、町政全般的な意見等は、企画観光課にお寄せください。


地方議会を再生する相川著

・財政破綻寸前の町が挑んだ・起死回生の議会改革とは?

2017年3月22日1刷・88頁・議会改革のスタート

公的支援も損失補償契約も、すべて議会の議決を得ているからだ。議会が監視機能を働かせていたら、

まともな議会を作りたいと考え続けていた寺島さんは、これをきっかけにして「飯綱町議会を変えたい」と思い立った。

90頁・議会改革における取り決めは多数決で決めるのではなく、全会一致を原則とした。

91頁・町民アンケートへの辛辣な回答・

飯綱町議会は、2008年2月に議会改革に関する町民アンケートを実施し、173人から回答を得た。町民が現在の議会や議員をどう評価しているか、初めて明らかになった。

町民が現在の議会や議員をどう評価しているか、初めて明らかになった。・・それによると、「(議会の活動が)住民の意見を反映していますか?」との問いに対しては、「反映していない」が109人(63%)。「反映している」が33人(19.1%)だった。

また、議会の現状に満足していますか?」との問いに対しては、「アマリ満足していない」が94人(54.3%)、「全く満足していない」が38人(21.9%)、「ある程度満足している」が35人(20.2%)、「大いに満足している」はわずか5人(2.9%)にすぎなかった議会の現状を否定的に見ている町民が、76%以上にのぼったのである。

 

92頁・例えば、議会活動については「住民とのコミュニケーションが不足している。日常的に住民と対話を」と言った指摘や「議員はもっと勉強すべきだ」と言った指摘や「議員はもっと勉強すべきだ」取った率直意見も寄せられた。また「広い視野で町全体の発展を考えてほしい」「地域への利益誘導はやめる。

気概と危機感をもち、報酬に見合う議員活動を」という注文もあった。議員の政策活動への要望としては「行政施設のチェック強化」や「行政のレベルアップと効率化」「町民との懇談、議論の中から政策の立案を」と言った声が寄せられた。また「議員の専門性発揮と議員の政策立案能力の向上が今後の町発展のカギ」都議会の重要性を訴える意見も合った。

93・「今の行政の一番の問題は、一番基本的な仕事であるはずの各種議論が出来ない(議論を通じて良い案をまとめようとしない)。議論に必要な資料を作る能力が極端に不足している。

大金を払い外部を使って企画案を作り、それを消化しないままで仕事をしたと思っている。スケジュール管理が出来ない、幹部に部下を教育する態度が見られない(幹部に問題意識が全くない。甘い環境に浸りきりのため批評されている内容すら理解できない様子)、立案能力が不足(にもかかわらず能力向上のための方策が見えない)。これらを体系的かつ、根本的に直すこととが出来るのは、町民から選ばれた町長と議員しかいないと考えます」2021/09/07



以下のフォームに必要事項を入力の上、「確認する」ボタンを押してください。
個人や団体を誹謗中傷するような内容のメールについてはお断りします。
営利目的による宣伝またはこれに類するものについてはお断りします。
回答については、2週間ほどの日数をいただきます。
13:15 2020/01/07


龍郷町の課題・雑草の無い・農地放棄地の無い・美しい龍郷町に変えませんか?

これはみんな龍郷町の政治課題です、優秀な職員を抱えていて、出来ないのは町長さん・議長さんの責任と思います。

龍郷町竹田町長殿

田雲線の未舗装の部分の舗装のお願いします、人々の経済活動の妨げになりまた社会資本の道路が凸凹で国民が困っております。早急に舗装を重ねてお願いします。陳情をお受けになりましたら控えを送っていただきたいと思います。


鹿児島県大島郡龍郷町大勝3113-1
瀧田 好治
2020/01/08 6:18


建設課里さん
新年おめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
里さんと、職員の山田さんの大川の岸の廃材撤去の件を、よろしくお願いします、予算は廃材を集めて、トラックで運び、小型ユンボがあれば作業は早いと思います。
龍郷町民からの提案書は写しを出して結果を報告するようにお願いします。
龍郷町大勝3113-1
瀧田 好治
6:48 2020/01/06
崎原町内会長殿

本年も終わりに近づきました、お世話になっております、田雲の橋のことを再度陳情書の署名をお願いします、将来のために必要です?
町内会の総会の書類を送って下さいお願いします。
瀧田 好治・奄美群島爺84歳?

公共事業必要論・森田実著・2004年6月10日5刷・
地方重視の政治が日本を救う?
148頁
「道は一を生ず。一は二を生ず。二は三を生ず。三は万物を生ず」『老子42章』。
打つ質的存在である社会における道路についても同様のことが言えると思う。
すなわち道は社会の源であり、基本である一本の道が二本になり、三本になり、そして交わる。
ここに人間の社会が生まれるのである。道は人と人、人と社会、社会と社会をつなぐものである。交わったところで経済文化が栄える。

是非とも道路橋の投資は一刻も早く使えることが、地域の活性化に繋がります。些少ですが寄付を致します。

2019/12/09 5:56


令和元年12月1日
2019/12/02 6:15


町田様大勝を綺麗して価値を磨きませんか?

地元を愛している私です、裏前田電動草刈り機で五回目…山本太郎のポスターを貼り直し。2019/08/06 11:31・奄美群島爺84歳?
ポスター用の両面テープ

地元を愛している私です、大美川、の土手と土砂を綺麗にして下され、誠にありがとうございます。大勝橋の土手の樹木の生えている場所はどうなるのですか、樹木があるので川は見えません、土手は水害を守る大切な物だと想います。

大勝は旅館など飲食業も出来る宝の川が生き返りました?空き家を旅館にも変えることも出来ます。
https://www.pref.kagoshima.jp/cgi-bin/faq/form.cgi

12:42 2019/07/30

鹿児島県大島郡龍郷町大勝3113-1…字前田の裏道の草刈り…背丈の高さで、第一回目…2019/07/30 11:51
大勝…字前田の裏道・の草刈・函館・秋田・金沢・釜山・佐世保・徳島・横浜から・渋谷を通り、・富士山を見ました?
https://www.facebook.com/yosiharu.takita/media_set?set=a.2215108628570267&type=3


12:06 2019/07/30


法律は「お役人」のメシの種・上田 清司 (著)―国会議員が書いた日本的官僚システムのからくり 単行本 – 1998/5単行本: 235ページ・出版社: オーエス出版 (1998/05)言語: 日本語/発売日: 1998/05


プロローグ・1頁・18/8/12 10時3分


「日本人には二種類ある」と知日家は言う。彼らが抱いている一般的な日本人のイメージは「礼儀正しく、控えめで、いつも礼言葉正しく、控えめで、いつも礼言葉を口にする」というもの。

最近は自己主張もするようになり、国際感覚も身に付けてきた。

「ところがもう一種類の日本人ときたら・・」。彼は顔を曇らせる。「自分に非があっても認めない、謝らない、責任を持たない、困らない、心配しない。それでよく社会の一員として生きていけるのか不思議なほどだ。彼らは本当に国民に奉仕する義務がある公務員なのか?」とまで言う。

その日本人の名前は「カンリヨウ」。自動車業界で批判を浴びている非関税税障壁として「ケイレツ」があり、それは国際語になってしまったが、日本国全体の非関税障壁としての「カンリヨウ」も国際的に認知されるようになってきた。「カンリヨウ」とはもちろん「官僚」である。

官僚は国民の気持ちに対しては驚くほど鈍感だが、カネに対しては非常に敏感である。


2頁・官僚は役職がカネになることを知っている。それは江戸時代の川柳にも詠まれている。

役人の子はにぎにぎをよく覚え

賄賂政治の横行を苦々しく見ていた庶民の心情を、子供ににぎにぎに見立てて皮肉たっぷりに詠んだものだが、役人の行動様式は江戸時代以来、まったく変わりがないようだ。

国民の税金で運営している天下り法人から高額な給与と退職金を受け取り、欲しいモノがあれば銀行や企業にねだる。その行動は江戸時代よりも数倍、数十倍破廉恥になっている。

・このような官僚に支配されている日本人は不幸である。


しかし、不幸に慣れきってしまったのか、不満の声はあまり聞こえない。

「なぜ日本人は怒らないのだ」と知日家は言う。預金金利が0・3%などという数字は、日本の実力に対して異常に引きすぎる。低金利に喘いでいるのは庶民だ。60年間まじめに働いて得た退職金を銀行に預けてもほとんど増えないのは、バブル時代に大儲けを企んだうえに、その失敗から大量の不良債権を抱え込んだ金融機関を救おうとする意識的な低金利政策にある、大蔵省や金融機関は「自己責任」という言葉を盛んに口にするが、自己責任を果たしていないのは、彼らの方である。そのような傲慢な官僚に対して「なぜ怒らないのだ」という指摘は「正鵠「せいこう」とも1 弓の的の中心にある黒点。2 物事の急所・要点。8:08 2018/08/15」を得ている。


3頁・平成30年8月15日・傲慢な官僚は日本と日本人を不幸にしている。

その官僚システムを支えているのが、法律である。法律を変えない限り、官僚システムを転換させる方法はない。

そこで本書では、官僚システムは勿論、批判が絶えない官僚の天下り制度や硬直化した予算を根本から得るために、法制度を再検討することが急務であることを訴えていく。

本書は次のような構成になっている。

「第1章」では、終戦によって軍閥・財閥が解体された中で、官僚組織がなぜ残ってしまったのかを解き明かす。


「第2章」では、官僚政治の特殊性とその原因が「法律」にあることを指摘した。そして法律を拠り所にして肥大化していく官僚の本性を明らかにした。さらに、マスコミをにぎわしたキャリアとはどのような人々をさすのかにも触れた。


「第3章」では、官僚をチェックする存在としての国会議員を取り上げた。議員は有権者の投票により選出され、有権者の声を国政に反映させることが仕事だが、「政治離れ」現象の中で、残念ながら遠い存在になりつつある。ここでは国会と議員の基本的な仕組みが分かるようになっている。

4頁・


「第4章」では、国会、予算、官僚、公益法人(特殊法人)の現状をまとめた。これらの問題点の根元が法律にあることが分かっていただけると思う。そして解決策も提示している。「ドキュメント」は、NHKの国会中継を見ない(おそらく大多数の)読者に向けて、大蔵委員会での質疑をまとめた。追及される側の官僚は保身がかかっているために、のらりくらりと逃げようとする。それをどのように追い詰めていくのかを、興味深く読んでいただけると思う。

「第5章」では、国民の資産が減少していく不安に触れた。そして、不安の原因と延長線上に起こると予想される出来事を描き出した。

「第6章」では、法律・予算・税金の「理想的」な在り方を提示し、日本の根本的な改革を提言した。

法律の話は決して難しいことではない。法治国家である以上、法律の上に生活基盤があり、法律は避けて通れない。しかし、私たちは法律を一部の専門家の問題だと受け止めている。

そこで官僚たちが付け入るスキを与えている。本文で触れている通り、一本の法律には多数の官僚が関わり、成立すると必ず公益法人の類が誕生する。4・


5頁・それは関係した官僚の天下り先として機能し、国民が納めた税金を補助金という名に変えて注ぎ込む。省庁を早期退職した官僚OBは、天下り先を渡り歩き莫大な収入を得る。

・つまり現在の法律は権益を生む原因になっているのである。

法律が増え続ける一方なのは、官僚組織が巨大化し続けているからだ。官僚が増えれば受け皿も増やさなければならない。そのために法律を作る。悪循環に陥っている。

もし、法律を一本廃止したらどうなるだろう。

芋蔓を思い浮かべてほしい。蔓は法律である。蔓につく無数の子芋は官僚である。大きく肥えた芋は公益法人である。

芋蔓を一本抜くと、国民の税金という肥沃な土壌の中でぬくぬくと肥大化していた役人と公益法人が地中から姿を現す。それも驚くほど大量に。

しかし、現状では芋蔓は地中深く根を張り、お互いに絡み合い、引き抜こうとする者に抵抗する。引く力が強ければ、一部分だけを切って引き抜かせ、本体は地中に残ろうとする。これがこの国を食い物にする官僚システムの正体なのである。


目次

第1章 国をメチャメチャにした官僚たち―二度目の八月一五日

・官僚の官僚による官僚のための政治・16頁・


第1章 国をメチャメチャにした官僚たち―二度目の八月一五日
・官僚の官僚による官僚のための政治・16頁・平成30年8月16日



これまでの政治家が日本の舵取りをしているんだと教えられてきた。それは半分正しく、半分誤っている。自民党と社会党の55年体制以降、政治家の陰には官僚が影のようについていた。
・政治家には選挙がある。残念ながら多くの政治家は、政治よりも地盤の整備に汲々としている。そのため、政治家が政治を行わず、官僚に任せてしまった時代が長く続いた。
そのため官僚は、自らのために法律を立案し内閣に計ることを、既得権としてしまった。
そうして政治家の意見を聞くようなフリをして巧妙に誘導し、無傷のまま議会を通す。あとで触れるが、国民にとって明らかに不利益になる法案は、他の法案と法案の間に隠してチェックの目を逃れる。
法案が成立してしまえば、あとは縄張りを作り利権を確保する。法律を縦に不要な外郭団体を作り、莫大な金を懐に入れる。
ここには国民が存在しない。官僚は国民を、資金を提供するシステムとしてしか見てないからだ。16・



17頁・官僚組織が、現在のように力をつけたのは戦後である。それ以前も強い力を持っていたが、終戦によって一度は瓦解した。とろころが、意外なところから救いの手が伸びた。手の主はダグラス・マッカーサーである。
平成30年8月16日


・マッカーサーの時限爆弾・17頁・

・マッカーサーの時限爆弾・17頁・18/8/16 8時28分
昭和20年8月14日、日本はポツダム宣言の受諾を決定し、翌15日、ラジオの「玉音放送」によって国民に終戦が知らされた。
8月30日、連合国の最高司令官・マッカーサー元帥が来日し、東京に連合軍総司令部(GHQ)を置いた。日本の指導者の地位に就いたマッカーサー元帥は「日本の民主化」という任務を帯びていた。かつての指導者たちは戦争犯罪人として糾弾され軍閥は解体された。
21年11月3日、国民主権、戦争放棄、男女平等をうたった新憲法が公布され、経済面でも民主化が図られた。財閥は解体され、労働改革と農地改革が行われた。17・


18頁・ところが、GHQが見過ごしたのが官閥の存在である。なぜか官僚組織だけは温存した。
・統治をスムーズに行うには、日本の隅々まで根を張っている優秀な官僚組織を利用するのが得策という狙いがあったかもしれない。
確かに官僚たちは終戦直後の復興期に力を発揮した。特に終戦直後から急激に起こったインフレに対しては総理大臣を総裁とする経済安定本部が設置され、経済危機緊急対策が実施されたが、「インフレの抑制と生産の復興」という課題を粛々と成し遂げられたのは、官僚組織の優秀さの反映だったとも評価できる。本当は天皇の持つ神秘的な力だとマッカーサーは評していた。
30年代にはいると、輸出を中心とした日本経済は好景気に沸き、31年度の経済白書には「もはや戦後ではない」という表現が盛り込まれた。
その後、55年体制がスタートし、池田内閣の国民所得倍増計画が打ち出される。同時に安保条約の継続を巡って国が揺れた。「60年安保闘争」である。高度成長の時代は、それは政治の時代でもあった。
その陰で、日本の将来の設計図を描いていたのが官僚組織である。GHQの「置き土産」の地位から、日本の中秋を握るまでに巨大化していた。18・


20頁・終戦から55年を迎えようとしている今、巨大化した官僚組織から軋む音が聞こえている。厚生省の薬害問題、通産省を巻き込んだ泉井事件、そうして大蔵省・・日本銀行と連なる金融機関の過剰接待疑惑・・日本経済が停滞から崩壊に向かう中で次々と噴出する官僚スキャンダルは、GHQの「置き土産」が巧妙に作られた「時限爆弾」だったのではないかと思えてくる。
そしていま、「X年後」にセットされた時限爆弾が、ついに爆発しようとしている。
・組織の軋み音はタイマーの時を刻む音、そしてタイマーが「X年」を指した瞬間、一時はアジアの希望の星だった日本経済が崩壊してしまうのかもしれない。20・18/8/16 8時55分


・日本が閉塞感にとらわれている原因・20頁・


・日本が閉塞感にとらわれている原因・20頁・18/8/16 9時1分27秒
何もやってもうまくいかない・・人々は閉塞感にとらわれている。ビジネスチャンスをつかんだとしても、芽を摘まれてしまうからだ。病院に新しいアイディアに満ちた医療品を購入するビジネスを興そうとしても病院との直接取引が出来ず、厚生省の管轄団体を通すように指示される。厚生省事務次官・岡光が、埼玉県の特別養護老人ホーム建設を巡る汚職事件に関係していたことは、医療の現場が厚生官僚の利権になっていたことを示している。20・


21頁・厚生省の官僚の「不幸」は、菅直人(民主党代表)が厚生大臣に就任したことだろう。
55年体制のまま、自民党実力者が大臣ポストを占めてくれれば、薬剤エイズ問題は巧妙に隠蔽され続けたはずである。
ところが意に反して野党議員がポストに就いた。菅直人(現・民主党代表)が、さきがけに入党後、平成8年1月、連立内閣の厚生大臣に就任したからだ。それが厚生官僚・松村、帝京大学医学部部長・安倍英、被告企業のミドリ十字等の逮捕につながってしまった。薬害問題の渦中で揺れ続けた厚生省は、薬務局を廃止し医薬安全局を新設して批判の嵐を過ぎるのを待った。
同じころ、通産省でもスキャンダルが明るみに出た。
泉井事件の発覚である。泉井石油商会代表の泉井代表は、三菱石油、三井鉱山との石油取引を巡る脱税・詐欺容疑で逮捕された。この事件は使途不明金が11億円にのぼり、通産省や一部の政治家に流れたと見られているが、確たる証拠はつかめなかった。しかし、国民は相次ぐスキャンダルに、官僚に不信の目を向けた。21・


22頁・そして大蔵省である。キャリア官僚と呼ばれるエリートたちによる腐敗の構図が白日の下にさらされた経緯については誰もが知っている。
戦後日本経済を陰から支えてきた(と思われていた)従来型の官僚組織は、とっくに役割を終えていたのである。しかし、巨大化して身動きがとれず、しかし税金という「エサ」を食べ続ける怪物は、今も国民の目の前に存在している。それがこの国に蔓延する閉塞感の原因になっているのではないだろうか。22・平成30年8月18日


・地方行政にも残る役人上位意識・22頁・


・地方行政にも残る役人上位意識・22頁・平成30年8月18日
キャリアの汚職事件ばかりがクローズアップされているが、地方行政組織の中にも、官僚主義にどっぷりとつかっているところがいまだに目立つ。
・実例を一つ上げよう。
西日本のある県では、過疎問題に悩み解決策としての企業誘致に成果が上がっていない。なぜか中央から進出してくる企業は、隣接県へ行ってしまうのである。
不思議に思っていたところ、この件の役所に地熱利用の届け出をした人の話で謎が解けた。22.
23頁・担当役人の態度が、かつて批判を浴びた「小役人」そのものなどである。届け出の書類を提出してもなかなか受理印を押さない。「書類を提出しても受理印を押さない限り届け出をしたことにならない」という理屈らしい。
このように民間人をいじめている間に企業は隣接県へ逃げていく。
隣接県では行政上の認可が早く、県民にメリットがある事業であれば何かと企業に便益を図ってくれる。ヒヤリングとなると一同に関係者を集めて、一日、二日で関係各課の許認可の段取りをつけてしまう。
企業側は進出時に両県に声をかけているのが普通だから、この時点で隣接県への進出を決めてしまう。
民間いじめは賄賂の要求である。接待しなければ受理しないというわけだ。
そんなことをしていては上司から咎められるのではないか?
そう考えるのが自然だが、役所の場合、二年ほどで持ち場が変わるので大事になることはない。何よりも、企業が進出しないことで困るのは県民だって役人ではないのだから上司も知らぬ顔なのである。
最近でこそ、市民に対応する窓口の態度は改善されつつある。余りに批判が集中したためだ。23・


24頁・しかし、一歩奥に入って特定企業だけを相手にしている部署では、相変わらず高圧的な態度の役人に出会うことがある。役人の本質は、変わっていない証拠なのだろう。平成30年8月18日 土曜日


・中央銀行という名の官僚組織・24頁・

・消された日銀株主・28頁・

・日銀が潰れる日・30頁・

・徳川幕府独裁の合法化・31頁・

・明治時代に現在の官僚制が生まれた・33頁・

・ツギハギだらけの法律・36頁・

・過去の澱みを貯めている現代の法律・38頁・

・日本の法律は嫉妬から生まれた・40頁・

第2章 法律は「お役人」のメシの種―無限膨張する官僚システム・

・メシの種(法律)の種類・46頁・

・役人だけが法律を解釈する・48頁・

・6500の法律群・50頁・

・縦割り行政が法律を複雑にする・52頁・

・重量についての不思議・53頁・

・縦割り行政の無駄・54頁・

・日本を株式会社に例えて考えればよく分かる・57頁・

・官僚って誰の事?・60頁・

・国家公務員試験・64頁・

・東大法学部偏重主義・69頁・

・無限膨張する組織の性・72頁・

・なぜ役人・だけが得をするのか76頁・

・エリート官僚が法学部出身の理由・78頁・

・そこで官僚はどう立ち回るのか・81頁・

・委員会の呪文・86頁・

・法律から行政指導まで・87頁・

・こんなにある彼らの後ろ盾・95頁・

・法律が出来れば彼らはますます増殖する・96頁・

・上りは天下り・100頁・

・倒産させても平気な銀行トップが生まれる・104頁・

・大蔵検査はなれ合いで行われる・105頁・

 

第3章 官僚のチェック機能は政治家しかない―国会は最高の権力機関

・国会議員の基礎知識・114頁・

・国会議員の役割・116頁・

・政治家の格付け機関を作れ・119頁・

・官僚が失敗を認めた稀有な例・121頁・

・海外経済協力基金総裁の答弁・122頁・


第4章 始まっている議員対官僚のバトル―えぐり出せ官閥の悪行

・意外に弱い国政調査権・128頁・

・国会による調査が必要・130頁・

・現在の官庁も使いよう・133頁・

・予算が付くと公益法人が誕生する・135頁・

・誰も知らない公益法人・140頁・

・これが天下りの実態だ・142頁・

・特殊法人はひたすら肥大化する・147頁・

・特別会計はブラックホール・148頁・

・予算付けの手口・150頁・

・天寿を全うした食管法・152頁・

・法律の維持だけが目的・154頁・

・解決策は時限立法にある・156頁・

・屋上乎架す・158頁・

・鯨尺には罰金を科す・160頁・

・決闘に関する法律・162頁・

・98年ぶりに廃止された法律・163頁・

・本省と天下り先の連係プレー・165頁・

・法律を官僚任せにはできない・167頁・

・ドキュメント「官僚のチェックはこうして行われた」・169頁・

・質問にはテクニックが必要・170頁・

・暖簾に腕押しの諺は官僚のためにある・174頁・


第5章 この先にあるニッポン―不幸な日本人

・一億円持っていても、なぜ不幸なのか・178頁・

・超低金利はあなたと日本の将来を暗くさせる・180頁・

・低金利はどうして起こったか・181頁・

・バブル処理税・183頁・

・国に金がない!・186頁・

・「自己責任」と政府が言い出したワケ」・189頁・

・「自己責任」を利用して放り出される不安・192頁・

・ルールがあってこその自己責任と自己防衛・193頁・

・セーフティ・ネットが外された不安・195頁・

・終身雇用システムの崩壊・199頁・

・不良銀行の大バーゲン・200頁・

・解消されない貸し渋り・202頁・

・超少子高齢化が近づく・204頁・

・絶望の年金制度・207頁・

・郵貯は安全か・208頁・

・これから日本に起こる三つの出来事・211頁・


第6章 目指すは日本の根本的改革―第二の敗戦処理を誤るな

・法律が世の中を変える・218頁・

・時限立法主義の発想・220頁・

・現在の法律は廃法にする・222頁・

・退職金の20%課税のカラクリ・224頁・

・税制は三種類あればいい・225頁・

・江戸時代の税金は六公四民・228頁・

・昔なら一揆がおこった・230頁・

エピローグ

8:39 2018/08/12


法律はお役人のメシの種・

金子勝氏(立教大学大学院特任教授)

安倍政権がもう3年続くと日本はどうなるか・マル激トーク・オン・ディマンド 第905回(2018年8月11日)

 事実上の首相選びとなる9月の自民党総裁選は、党内反主流派の立場から安倍政権を批判してきた石破茂氏が8月10日に出馬表明をしたものの、自民党の党内力学で既に勝敗は決したかのような観測が大勢を占めている。

 

 確かに、首相、あるいは自民党の総裁が持つ人事権やその他の権限は絶大だ。そんな絶対権力者に下手に挑んで負けようものなら、その後の人事で冷遇されるばかりか、この先、どのような災いが身の上に降ってくるかもわからない。政治家でなくとも、長いものに巻かれたくなる誘惑はわからなくはない。

  しかし、仮に党内力学や永田町の政治力学がそういうものだったとしても、市場や国際社会はそんなことにはお構いなしで、日本を巻き込んでいく。また、市民生活も永田町の論理に沿って回っているわけではない。

  野党の自爆にも助けられながら、アベノミクスを旗印にここまで長期政権を築いてきた安倍政権だが、日銀の「異次元緩和」による景気誘導や株、国債の買い支えにも限界が来ていることは明らかだ。日銀の政策決定会合を受けた7月31日の黒田東彦日銀総裁の会見の後も、債権市場は乱高下といってもいいような激しい動きを見せ、市場のアベノミクスへの評価が揺らいでいることを印象づけた。

  経済学者の金子勝氏は、2020年の東京五輪の前にアベノミクスのツケが回ってくる可能性が高いと指摘する。現時点では2020年の五輪に向けて、公共事業を始めとする活発な経済活動が行われているが、人口が減り続け高齢化も進む日本で、五輪後に大きな需要拡大が見込める要素は見当たらない。土地でも株でも、五輪後に落ちると分かっていれば、その前に売っておきたいと考えるのが投資家の心理だと、金子氏は語る。

  経済面での「アベノリスク」に加え、安倍政権がもう3年続けば、森友・加計問題で露呈した日本政府のガバナンスの機能不全も、一層進むだろう。官邸官僚の専横は一層進み、官邸に人事を握られた霞ヶ関全体で忖度政治が拡がることは避けられそうにない。

  かつてのように政権が一年ごとに目まぐるしく変わるようでは、しっかりと腰を据えた政策が実行できないのは事実だが、政権が長期化すれば、権力は必ず腐敗し、民主主義の根幹が蝕まれていく。特に現在の日本は「政治改革」の名の下に意図的に首相官邸に権限を集中させてきた経緯がある。権限を集中させたのはいいが、それに見合ったチェック機能を整備してこなかったことのツケが、ここに来てもろに回ってきている。

もし安倍政権がもう3年続いた場合に、日本に何が起きるかを金子氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。

金子 勝(かねこ まさる)

立教大学大学院特任教授

1952年東京都生まれ。75年東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科単位取得満期修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て2018年より現職。慶應義塾大学名誉教授を兼務。専門は制度経済学、財政学。著書に『資本主義の克服』、『日本病』、共著に『ポスト「アベノミクス」の経済学』など。

https://youtu.be/4qVDW-W-kD4

8:30 2018/08/12資本主義の克服 「共有論」で社会を変える (集英社新書) 新書 – 2015/3/17

金子 勝 (著) 深刻化する格差を是正するために、

新たな「共有」の道を示す画期的提言!

 資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉え、

その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、

危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。

 税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。

そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。

「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が必要となる。

個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。

 

【目次】

序章 ワンフレーズ化された経済政策

第1章 共有論のパースペクティブ

第2章 グローバリズムの歴史的意味

第3章 グローバリズムは何を強要するのか

第4章 資本主義はどう変化してきたか

第5章 社会保障制度における「自由と平等」

第6章 波動から資本主義を見る

第7章 新しい独占をめぐる対抗

第8章 地域民主主義の可能性

あとがきにかえて

内容(「BOOK」データベースより)

資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。

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登録情報

新書: 208ページ

出版社: 集英社 (2015/3/17)

言語: 日本語

ISBN-10: 4087207773

ISBN-13: 978-4087207774

発売日: 2015/3/17

目次

序章 ワンフレーズ化された経済政策

第1章 共有論のパースペクティブ

第2章 グローバリズムの歴史的意味

第3章 グローバリズムは何を強要するのか

第4章 資本主義はどう変化してきたか

第5章 社会保障制度における「自由と平等」

第6章 波動から資本主義を見る

第7章 新しい独占をめぐる対抗

第8章 地域民主主義の可能性

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並べ替え:

者特有のユートピア的理想主義の枠を抜け出せていない

投稿者T ・ Y2016年12月24日

形式: 新書

批判的分析で鋭さを見せてきた金子勝氏が本書では積極的な提言を行っている。

その結論的主張が「分散ネットワーク型社会」の実現だが、ユニークで示唆的内容を含んでいる。

その点では、保守的な自民党支持者も、金子氏が左翼系の学者だからと言って無闇に本書を排斥することは無いだろう。

だが、疑問に感じ首を傾げざるを得ない部分もある。カット野菜の工場建設に関する部分がそれである。

金子氏は地域ごとにカット野菜の工場を建設し、そこから発送していけば良いようなことを書いておられるが、どうだろうか。

そのような工場を建設するにはいろいろな資材の搬入からも、建設工事そのものからも環境破壊要因が多くもたらされると思われる。

それまで環境に恵まれていた地域の環境を破壊することも考えられるし、そもそも採算は取れるのかも疑問である。

またカット野菜には防腐剤の添加やさまざまな負担や負の側面も存在する。

カット野菜は一例に過ぎないが、このように深い掘り下げが乏しく、見通しの甘い点も本書では散見される。

やはり学者特有のユートピア的理想主義の枠を金子氏も抜け出せないのかもしれない。

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シェア(共有)とUSスタンダードからの脱却

投稿者dream4everVINEメンバー2015年6月8日

形式: 新書

全くの門外漢が読んだ。

いつも経済関連の本を読んで思う事:経済学って本当に学問なんだろうか?ノーベル賞もあるけど。。。

一部の人々に莫大の富の偏在をもたらす金融工学なんていうのもあるし、そもそも工学も学問なんだろうか?

自然を征服管理しようとする工学が人類に必要なのかと。。。

金子さんは、「失われた20年」と書くけど、ゴールを過ぎた20年と考えた方が良いのだと僕は思う。

だって、もう世界で一番には絶対なれないのだから。

もちろん、金子さんの脱原発論は素晴らしいと思っている。

 

筋がそれた。

 

金子さんは、以前より自民党政権、特に小泉さんの政策には猛烈に反対していたように思う。

そんな事を目次からも感じる。

序章 ワンフレーズ化された経済政策

第1章 共有論のパースペクティブ

第2章 グローバリズムの歴史的意味

第3章 グローバリズムは何を強要するのか

第4章 資本主義はどう変化してきたか

第5章 社会保障制度における「自由と平等」

第6章 波動から資本主義を見る

第7章 新しい独占をめぐる対抗

第8章 地域民主主義の可能性

あとがきにかえて

 

ざっくりまとめると、地方分散ネットワークでシェア(共有)型な社会 そして産業構造改革

米国型の制度、ルール押し付けからの解放(グローバルスタンダードは実はUSスタンダードなんだよね)

女性に不利な日本の社会制度改革

 

読み終えて思ったのだが、新自由主義はけしからん、公共事業で日本復活などと言っている強靭化の先生も実は古い既得権益(ドボクムラ)の利益代表であるのだろう、まさに原発ムラの構造と全く同じ。

そして、そのムラの人々には利他などと言う思想は無く、利己的権益にすがり、国を蝕んでいくのだろう。

なんとも歯がゆい

投稿者消費者2015年4月6日

著者の著書は1990年代後半から今日までほとんど読んでいますが、この著書は、この間に著者が論じてきた内容をコンパクトにまとめています。直近の情勢として、「アベノミクス」についての分析や、トマ・ピケティが『21世紀の資本』で主張するところなども踏まえて論述されています。

 

私が著者を注目してきたのは、セーフティーネット論と「構造改革」批判、社会保障改革、不良債権処理問題と長期停滞論、逆システム学、反グローバリズム、6次産業化と農業改革論、世界金融危機論、脱原発成長論と地域分散型のエネルギー転換等々、直面する数多くの難題について、主流派経済学者とは異なる国民的な視点に立って総括的な主張をされてきたからです。

 

で、本書ですが、はっきり申し上げて、物足りない…。情勢分析はいつものように正確で素晴らしいですが、「運動論」が欠落しているため、著者が描く未来像を実現させる「主体」がはっきりしませんし、実現への具体的な道筋がまるで見えません。なおかつ、資本や資本家に対する見方が甘いように感じます。利害対立する政策転換を、資本家、権力者、既得権益者が、強制力なくして受け入れることはまずあり得ません。その甘さは、経済闘争や政治闘争といった階級闘争についての論述がほとんどないことからもうかがえます。著者が描く未来像は、修正資本主義として資本主義を延命させるものであり、それはそれで結構なのですが、運動とその「主体」が不明確では、「画餅」に終わる可能性が大です。志とビジョンは買いますが、なんとも歯がゆい読後感です。

制度やルールの独占から共有への転換を説く好著!

投稿者mountainsideベスト1000レビュアー2015年3月23日

水野和夫氏の『資本主義の終焉』が話題になりましたが、長期的なトレンドを歴史的に分析することも大切ですが、本書は現在何が問題なのかということ、あくまでも現実的に問題の本質を分析していることが特徴です。資本主義にはさまざまな制度やルールが存在し、それらの制度やルールが国際的に通用している場合、それらの多くが米国主導により「独占」されてきたものであることに著者は警鐘を鳴らしています。自由貿易に基づいて地域的な経済連携が締結されており、日本もTPP交渉の最終段階に直面していますが、こうした枠組みもまた米国主導により提唱されたものであることが分かります。ここから資本主義国が利益を独占するシステム、あるいは利益を分有するシステムとして機能しているのが現代の資本主義である。こうした発想の下にアベノミックスが展開されていますが、大きな効果を生み出すまでに至っていない。このジレンマに著者は大胆な地方分権的な制度やルールを提唱し、社会保障制度も地方主体に再建することを提唱しています。中央からの押しつけとしての地方創成ではなく、地方からの発想で経済再建や社会保障制度の構築を模索していることは素晴らしい発想です。特にエネルギー政策も地方分権で考え、国が送電を統制し、電力会社の利益独占を排する構想には感心しました。現実的な政策を可能なことから一つずつ新たな発想で考察する本書は今後の日本の将来を考えるための良きヒントとなります。お勧めの好著です。

8:35 2018/08/12


引用・日本が唯一独占状態の淡水化技術 その理由とは?【海外の反応】

視聴回数 152,888 回

https://youtu.be/qQFcu29FC3U

8:41 2018/08/02

 

韓国の経済は自滅へ加速中、田村秀男が解説・視聴回数 147,503 回

https://youtu.be/GYWfaE8N2KY

8:23 2018/08/02

中国の水資源が枯渇!水資源量は世界最貧、汚水排出は世界最多!空気汚染より深刻な中国の“水”問題視聴回数 109,333 回

https://youtu.be/J6iTvqZYRpg

8:18 2018/08/02

 

https://youtu.be/1cfxjWqBDf8

https://youtu.be/ODzPzwTPteY

 

引用・ガッテンより・筋肉&血管を強くする!世界が証明した“最強の寝たきり予防法” 2018年6月6日(水)午後7時30分世界が証明した「健康寿命 最強の条件」人とのつながりチェックシート家族がいつまでも元気でいてほしい。こんな願いを持つすべての人にとって是非気をつけたいのが、「寝たきり」や「要介護」になってしまうことです。

実は今、健康寿命を延ばすために最も効果的とされているのは

http://www5.synapse.ne.jp/takita/

https://www.dailymotion.com/video/x6l7k2p

17:01 2018/07/31

【お金とは何か?お金とは●●●●です!】三橋貴明氏に教わる 第10回

視聴回数 35,673 回

【お金とは何か?】シリーズの最終の動画です!

引用・日本の財務省の無能ぶりが理解できます?!

経済評論家の三橋貴明さんと瀧本が、◆日本の政治家が誤っている経済政策

◆プライマリーバランス(PB)黒字化目標の撤廃の必要性◆結論としては、果たしてお金とは何なのか?などについてお話をします。

https://youtu.be/73Uj7uGAbH4

https://www.bing.com/videos/search?q=%e4%b8%89%e6%a9%8b%e8%b2%b4%e6%98%8e&view=detail&mid=57B7921B702DB3715CE057B7921B702DB3715CE0&FORM=VIRE

 政治を変えて明るい日本を・引用す1-2【基調講演】黒川敦彦氏講演~安倍なき後をどうするか・・・取り組むべき4つの課題とは(第104回草の実アカデミー)2018.04.21視聴回数 6,331 回2018年4月21日に雑司が谷地域文化創造館で開かれた第104回草の実アカデミーの勉強会より、講師の黒川敦彦さん(森友・加計共同追及プロジェクト共同代表)の基調講演です。

*2-2【質疑応答】黒川敦彦氏講演~安倍なき後をどうするか・・・取り組むべき4つの課題とは(第104回草の実アカデミー)

https://www.youtube.com/watch?v=-tuq4...

https://youtu.be/dPByXIXLXDc

8:21 2018/07/15

2018年7月13日 (金)

人口減少・過疎化が急速に進行する中、日本各地では、公共交通機関(特に路線バス)の不採算路線からの撤退が相次いでいる。“生活の足”を奪われることで人口流出はさらに加まず提言のひとつは「一定以上の収入のある豊かな人々は、年金を返上すればよい」(102頁)といいます。「何歳になろうとも、働ける人は働く。そして、十分な収入があるのなら、そのぶん年金は減らすようにするのです」 自然エネルギーシンポジュウム(河合弁護士、儲かる、原油がいらない、スマートブリッド、輸出できる、脱原発は正義の戦い、ただ、初期投資はかかる?

http://amamioosimasanrinha.synapse-blog.jp/takita/2018/07/102-348e.html

2:54 2018/07/13

ガッテン

https://www.nhk-ondemand.jp/program/P200800007600000/?np_banID=top_bn_l_000076

7/10/2018

http://movie.masuda-toshio.com/

https://youtu.be/pmYc8V-uZDE

引用・ウエブページ・1・


2014年8月 3日 (日)これ竹田氏に送る・第1章・サービス産業と自治体経営・「お役所」から「サービス創造企業」へ・引用  よい資料が・参考にして龍郷町の女性を味方にしましょう?  第1章・サービス産業と自治体経営・「お役所」から「サービス創造企業」へ・清水聖義・17/4/23 5時37分

ウエブページ

amamioosima no sizennha taisetuni

http://amamioosoma.synapse-blog.jp/yosiharu/2014/08/927-00ec.html

1:48 2017/06/04

 


 財政から読みとく日本社会――君たちの未来のために (岩波ジュニア新書) 新書–2017・3・23井手 英策 (著)  


内容紹介 

日本ではなぜ教育にお金がかかるのだろう、なぜ働く人への社会保障は少ないのだろう、どうしてこんなに税金がいやなんだろう…、財政のなりたちをわかりやすく解説し、新しい社会への選択肢を考えます。弱者を生まず、誰もが安心してくらせる社会をつくるためにできることは? いまを生き,未来を変える君たちへのメッセージ。内容(「BOOK」データベースより)


 日本ではなぜ教育にお金がかかるのだろう、なぜ働く人への社会保障は少ないのだろう、どうしてこんなに税金がいやなんだろう…、財政のなりたちをわかりやすく解説し、新しい社会への選択肢を考えます。弱者を生まず、誰もが安心してくらせる社会をつくるためにできることは?いまを生き、未来を変える君たちへのメッセージ。


新書: 240ページ出版社: 岩波書店 (2017/3/23)

言語: 日本語・発売日: 2017/3/23 


目次

第1章 財政のレンズをとおして社会を透視しよう・1頁、

「必要」が生み出した財政・2・

社会を映し出す鏡としての財政・5・

特徴その一・小さくて信用されない政府・8頁・

特徴その二・かたよった社会保障・12頁・

特徴その三・公共投資が大好きな日本・14頁・

特徴その四・農業に関心を失った国民・16頁・

特徴その五・教育への投資が少ない・18頁・

特徴その六・税金は安いのに痛みは大きい・20頁・

特徴その七・融通がきかない予算・23頁・

社会をつくりながら社会を知る・26頁・

第2章 小さな政府はどのようにつくられたか・31頁・

政府が小さいということ・32頁・

望ましい大きさを決めることのむつかしさ・34頁・


インフレーションが生んだ「総額に気をつかう財政・36頁・

生き残った戦争中のことば・39頁・

「勤労国家」と「自己責任の財政」・42頁・

貯金をエンジンとした日本経済と「シーリング予算」・46頁・

低成長と公共事業の急増・48頁・

「総額に気をつかう財政」と「シーリング予算」・51頁・

自助・共助の社会・54頁・

なぜ財政は変わらなかったのか・56頁・

経済の長期停滞と財政危機・58頁・

第3章 成長しなければ不安になる社会・63頁・

社会保険って何?・64頁・

現金給付と現物給付が混ざった社会保険・66頁・

日本の医療と介護・69頁・

お父さんやお母さんたちの苦労・72頁・

家族への現金給付への反対・75頁・


家族を大事にする・78頁・

貧弱な障害者給付・80頁・

障害者の問題は自分の問題だ・83頁・

生活保護と疑う気持ち・85頁・

勤労国家と僕たちの社会保障制度・88頁・

小さな政府を支える条件が消える・91頁・

第4章 公共投資にたよった日本社会の限界・95頁・

荒廃から立ち直るための公共投資・96・

農業経営の効率化への動き・98頁・

公共投資が公共投資を呼ぶ・100頁・


公共投資と人の動き・102頁・

コミュニティが支えた小さな政府・106頁・

公共投資と族議員政治・108頁・

族議員政治の根っこにあった日本社会の分断・111頁・

公共投資の激減と建設業の衰退・114頁・

農業も衰退した・116頁・

公共投資の削減が生み出す新しいコスト・118頁・

公共投資に頼らない社会を考える・121頁・

第5章 柔軟で厚みのある社会をささえる教育123頁・

少なすぎる日本の公的教育支出・124・

生活が苦しくなり子供をあきらめる・126・


おかしな教育の格差・129・

なぜ公的な支出が少ないのか・132・

奨学金問題・137・

教育と経済成長・139頁・

貧しくなった日本人・141・

就学前教育の重要性・143・

国際的な日本経済の地位・146・

教育よりも経済が大事な日本人・148・

よりよい社会のための教育・151頁・

第6章 税の痛みが大きな社会をつくりかえる・155頁・


増税のむつかしい国・156頁・

毎年のように繰り返された所得減税・158頁・

増税でサービスを改善する経験がなかった日本人・160頁・

大きく変わった社会・164頁・

余裕をなくしてしまった日本人・167頁・

社会保障・税一体改革の意味・170頁・

お年寄りも困っている・173頁・

「袋叩きの政治」・175頁・

人間を信頼できない社会と自己責任・177頁・

税制と民主主義・180頁・

第7章 「君たち」が「君たちの次の世代」とつながるために・185頁・

「勤労国家」による見事な統治・186・

経済成長という土台が崩れる・189頁・

逆回転を始めた「勤労国家」・191頁・

相手を仲間ではなく他人と思う社会・193頁・

小田原市の小さな物語・195頁・

「何が違うか」ではなく「何が同じか」を考える・198頁・


「私」と「私たち」の違い・201頁・

現物給付をみんなに配る・203頁・

「誰もが受益者」という財政戦略・204頁・

格差が大きくならないか・208頁・

現金給付と現物給付の決定的な違い・210頁・

重税国家ではない・213頁・

経済の時代から人間の時代へ・215頁・

あとがき・・・221頁・

平成29年7月17日


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読む価値あり。

投稿者Amazon カスタマー2017年5月31日

井手先生の考えに勇気と希望をもらいました。若い世代のひとに関心を持ってほしい。「税とは共感」と著者は言う。

投稿者くくくくままま2017年4月5日

副題は「君たちの未来のために」だが、「この本は君たちだけの本ではありません。まだこの世に生を受けていない、君たちの次の世代の子どもたち、つまり将来の若者たちが大人になった君たちとつながり、ゆたかな将来を見とおすことができることを願って書かれています(pp.iv-v)」とある通り、直近の「子」だけでなく、文字通り「孫子」の代までを見とおして日本社会と財政のグランドデザインを考える本。

 もっとも長期的に考えることは、もし読者たち若者が「僕たち大人と同じ道を」あゆむのであれば「いまの日本社会の悲しい状況はまだしばらくつづくことになるでしょう(p.217)」という悲観論(長期的に考えざるを得ない)とセットではあるが。

全体に、特に「あとがき」(pp.221-223)に若い読者へのメッセージが込められている。アツい人なのだ。

日本社会を財政面から7つに特徴づけ(pp.26-27に要約されている)、なぜそうなったか歴史的に辿り、それが日本社会の現状(経済成長が難しい等)とミスマッチを起こしていることを説明し、対応策を提案する。

高度経済成長期までは機能していた「『勤労国家』と『自己責任の財政』(p.42)」が、低成長と日本社会の変容とミスマッチを起こしており、それを解決するためには「『だれもが受益者』という財政戦略(p.204)」が必要だという著者のスタンスは他著と変わらないから、著者の分断社会論と普遍主義的な社会保障政策について他著を読んだ人は読まなくてもいいかもしれない。『18歳からの格差論』では物足りない人向けの本。

財政金融史の専門家だけあって歴史的な叙述が丁寧だが、そこがやや重すぎた。

私は著者の主張とベーシック・インカムとの関係が今まで分からなかったので、現物給付と現金給付の使い分けに関連してそこに触れている箇所(pp.210-213)がよかった。また、日本の公共事業を歴史的に検討する際には財政投融資も含めて考える必要がある点(p.110)も「あ、そうなんだ」と思う。

途中、(日本では)「『教育が社会全体の利益になる』という意識が弱い(p.135)」など国民の意識に言及している。ニワトリが先かタマゴが先かの議論のようだが、果たして「社会分断」的な意識が「分断社会」生んでいるのか、その逆なのか、どこから改革に取り組めばいいのかというようなことを考える。

感情的に書かれている部分がてある

データに基づかず、感情で書かれている部分がある。そんな本が勧められるわけがない。

私はこのアイテムを私の友人に見せ、私の友人はそれを買った。

投稿者Amazon Customer2017年5月25日

全体的に素晴らしい製品は、私は間違いなくお勧めします。 あなたの降圧のための素晴らしい強打! 非常によく、確かにお金の価値が建てられた。私は間違いなく他の人にそれをお勧めします。私はそれが自己のためにアドバタイズすると思いますが、 おそらく私はもう一つ必要と思う。 より良い品質の製品を見つけることができませんでした。 また、私はその価格が安いのが好きです。 それは良い仕事をします。 ニース。

7:43 2017/07/17

 

バカな首相は敵より怖い 新書 – 2017/4/20 佐高 信 (著) 内容紹介

超辛口評論家・佐高信が、第一線で活躍する論客を迎えて、安倍自公政権と対決する!

政権を支える創価学会・公明党、改憲=「壊憲」、TPP、アベノミクス、メディア支配、ブラック企業、沖縄……。徹底的に安倍自公政権をやっつける!

内容(「BOOK」データベースより)

超辛口評論家・佐高信が、第一線で活躍する論客を迎えて、安倍自公政権と対決する!

新書: 198ページ出版社: 七つ森書館 (2017/4/20)言語: 日本語

発売日: 2017/4/20

目次

序章 誰が平和を殺すのか

第1章 「壊憲」とTPP(安倍「壊憲」を撃て!

TPPと農業山形で安倍政権と対決する)

第2章 バカな首相と闘う作法(最大争点は原発を続けるのか止めるかだ国を方向付ける重要課題が問える総選挙は、まずありえない「良識の符」参議院をまともにする方法とは何か“こんな人たち”と闘う作法『NEWS23』筑紫哲也を語ろう)

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8:29 2017/06/03

 

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いんよう


田雲の古い写真・2017.6.16.2016・・3・7・

名瀬の町並み・公共事業・医師会病院奄美市の山崩し・田雲山草刈・森林センター鹿児島県・0995-52-0074-半田川ふるさと橋から・二度目の草刈りを実施・平成29年6月12日 月曜日

https://www.facebook.com/yosiharu.takita/media_set?set=a.967377223343420.1073741860.100002134543621&type=3

19:58 2017/06/16


 

公明党が、なぜ国土交通大臣をやりたがるのか!? 田母神氏が分かりやすく暴露

https://youtu.be/pHUKR62shX0

7:58 2017/06/16


 

チコリでフードセキュリティーを考えるサラダコスモはロハス(LOHAS)の会社です

 サラダコスモの気持ち  新鮮野菜の紹介

サラダコスモトップ > サラダコスモの気持ち 社長の気持ち 社長・中田とサラダコスモの軌跡

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社長・中田智洋の軌跡 サラダコスモの軌跡

1950.7 岐阜県に生まれる ラムネともやしの製造販売業の長男として誕生 ラムネ屋の冬季副業としての「もやし製造」 1969.4 駒澤大学経済学部入学

 高校の恩師の薦めで進学。大学の講義で倫理としての仏教を学ぶが、その後の人生に大きな影響を。

4年生の時、インドからヨーロッパへ4ヶ月の旅。貴重な経験となる。 大手清涼飲料水の登場で「ラムネ屋」低迷。

1978.6父が倒れ家業を継ぐ・ラムネ製造から撤退。もやし専業に。 仏教の考え「母親が子を思う気持ち」から、消費者の健康を第一に考えた無漂白・無添加もやし製造をはじめる。 社長就任

もやし生産専業

 「ナカダ産業」

茶色いもやし苦戦。

 生協から評価されたことをきっかけにスーパーなどに直販・直送の販路を築く。  

無添加・無漂白もやし認知されるが・・・手形が不渡り寸前!

 黒字倒産!?の危機を経験する。 アルファルファ工場増設。

 大阪営業所開設。 信州工場新築。

1989.7興銀より30億円の融資を受け、事業を成長過程に。 90年ナカダ産業から「サラダコスモ」に組織変更。

92年 本社工場新築完成。売上高3倍 1995.ニュービジネス協議会「アントレー大賞」受賞。 信州第二工場完成。

 

1996.アメリカで無農薬のカイワレ大根の種を100パーセント自社生産に。

 単身で渡米しキャンピングカー生活をしながら種づくりをはじめて6年の歳月が過ぎやっと思いが実現。

96年8月7日 O-157事件報道アメリカ工場建設開始、2年後完成

2000. 50歳の節目の年を3ヶ月かけてアラスカからアルゼンチンまで2万キロを車で縦断する。

2000.12

(株)ギアリンクス設立

 岐阜県の食料自給率向上と非常時の食糧確保を目的に地元経済界有志と設立 1999. 有機(オーガニック)緑豆もやし開発。

2000.カイワレ大根無化学肥料栽培に成功

2002.オランダに合弁会社SALAD SPRUIT BV設立。 2002.1月 ブロッコリーの新芽(スプラウト)発売。

2002.9月 ファーストチコリをオランダより輸入販売開始。同12月 そばの芽生産・販売開始。

2003.9

中津川市西山地区に新生産施設完成。

 生産効率のみならず環境・衛生に考慮した最新鋭工場。

 ブロッコリー&アルファ生産開始。

 (有)中津川サラダ農園設立。

 

2004ヨーロッパの高級野菜チコリの国産化にむけてスタート。長野県飯島町で芋のテスト栽培。

 

 2004.7インターネット通販スタート。

2005.近い将来の食糧危機を見据えた活動として国産チコリ事業を決意。

 農地耕作面積が減少する中、休遊地の有効利用や地域社会への貢献そして、高齢者の雇用などなどを柱として国産チコリの芋づくりを本格スタート。畑の土づくりから試行錯誤を繰り返す。 2005.1月 兵庫県三木市に三木生産センター新築完成。

2005.6月 宇都宮工場増設。

2006.旧工場跡地に国産ちこり新工場やちこり焼酎の生産施設の建設。畑でのちこり芋づくりで長野県南牧村との取り組み開始。

このちこり事業を通して、 食糧自給率の向上、高齢者の雇用、地元中津川の観光事業など地域の活性化もはかって行きたい。

 2006年5月 チコリ生産施設完成。中津川市の特産品として国産チコリ生産開始。

7月 (有)中津川サラダ農園生産施設の増設完成。 ギャバ発芽大豆リニュアル

10月 岐阜・中津川蒸溜蔵完成。ちこり焼酎「ちこちこ」生産開始

11月 おくらの新芽(スプラウト)生産開始 12月 「教育型・観光生産施設」岐阜中津川ちこり村オープン 

2007.野菜の相場安の影響などで低迷。 ちこり関連商品開発

(ちこり茶、ちこり珈琲、ちこりクッキー、ちこりアイス、ちこちこロール、ちこり焼酎ケーキなどなど)

2007.10月 飛騨・美濃すぐれものにちこり&ちこり焼酎が認定

2008.ギアリンクスがはじめての黒字決算

 2008.3月 信州第二工場と本社部門、ISO22000認定取得。

2009.食糧確保のギアリンクスの活動を紹介するためちこり村内に日本人移民農家紹介展示場開設。

2009.3月ちこり村改装オープン。

ちこり茶ペットボトル開発。

 

ちこり料理が食べれるマップ『ちこりMAP』創刊

 

ちこり村販売コーナーリニュアルオープン。

ぎふ一村一企業パートナーシップ運動に登録認定。

宇都宮工場ISO22000認証取得

2010.会社設立30周年記念

 有機栽培の発酵熟成黒にんにく定期購入開始

 豆苗(トウミョウ)の生産開始

玉ねぎの新芽生産開始

※ 4月~7月 ちこり関連商品を次々開発(ちこりスープ、ちこり葉っぱアイス、ちこちこ焼酎ケーキ、ちこり茶ゼリー、ちこり寒天餅他) 

2011.

農水省FOOD ACTION NIPPONアワード 2010入賞

 

 三木生産センターISO22000認証取得

 

ちこり村ちこり関連商品随時商品化

●ちこり村たまねぎスープ

●ぽたぽたポタージュスープ

●ちこり村ポン酢ジュレなど 

2012.子ども芸術・文化を育てる会の代表として、舞踊「ゆきこま会」の東京公演の開催や俳優 宝田明さんのミュージカル「ファンタスティックス」中津川千秋楽公演を開催する。

3月 蔵元手づくり塩麹の製造・販売開始

7月 生産者が教える 夏休み自由研究の種(10種類)商品化 など

 

■取材ご希望のメディア関係者の皆様へ

弊社代表 中田智洋へのお問合せ・ご取材は随時、受け させて頂いておりますので、ご遠慮なくお電話もしくは、 メールにてお申し付けくださいませ。

別会社ギアリンクスの活動や海外出張など日本国内に不在の事が多いため、下記までお問い合わせ頂ければ出来る限り対応させて頂きます。

電話番号 0573-66-5111 総合企画室 宮地まで。

メールにて、お問い合わせはこちら

中田智洋 代表取締役社長  中田智洋

http://www.saladcosmo.co.jp/files/feeling/president/history.html

8:24 2017/01/26

http://www.saladcosmo.co.jp/files/feeling/president/index.html

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 サラダコスモのスプラウト料理レシピ

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社長の気持ち もっと見る   社長5つの気持ち その後  

その3「グローバルなプラットフォーム」

豊かな農村風景の中、木造作りの駅舎のプラットフォームに煙を吐きながら滑り込んだ1台の汽車が1957年を運んで来ます。 これは、映画「青い山脈」の冒頭シーンです。

 実はこの風景は、今から55年前のここ、中津川・恵那の風景なのです。懐かしい木造作りの駅舎や高校の校舎、駅前通りの風景などが広がります。

‘子ども芸術・文化を育てる会’の代表も務める中田は、この「青い山脈」の上映会を地元中津川で今年2回開催しました。スクリーンには、新旧世代の対立や閉鎖的な田舎の町の風潮の間で葛藤する若者たちの姿と同時に豊かで懐かしい田舎の風景が映し出されます。

 

2027年、リニア中央新幹線が首都圏―中京圏の区間で先行開業予定です。その際には、リニア新幹線が中津川駅に停車するようになります。いくらリニア新幹線が中津川に停車するようになっても中津川に何の魅力もなかったらどうにもなりません。中津川が観光的にも文化的にも豊かな街でなくては。

中津川で「青い山脈」の上映会を行った時、舞台挨拶のために訪れた出演者の俳優 宝田 明さんが「町並みは新しくなっているが、山や川の流れは、当時のにおいがプンプンして『青い山脈』の空気が感じられる」と懐かしそうに語ってくださいました。また「中津川の人々はみんなあったかい。55年前と変わらない。はじめて会う人にも気さくに声をかけてくれる」と喜んでいただきました。

中津川の未来は、リニアモーターカーが運んで来てくれるわけではありません。

 青い山脈のあの頃の空気を守りながら魅力のある街創づくりをして行こうと、我々地元の人間が考えて初めて見えてくるものだと思います。

‘子ども芸術・文化を育てる会’が応援する団体の一つに中津川市のバレエ教室、舞踏ゆきこま会があります。和太鼓のあるミュージカルで地元の文化・日本の文化を大切にしつつ、ブタペスト、ウィーン、パリ、ザルツブルグ・・・などヨーロッパでの公演も経験している世界にも通用する舞踏ゆきこま会です。

 

今から4年前、中田はオーストリアのウィーンを訪れ、少年合唱団のステージを鑑賞しました。その歌声・芸術性に感動しましたが、同時に舞踏ゆきこ

 

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その2「合掌」~2006年12月中津川にちこり村がオープンしました。~

『ちこりで日本の畑を耕したい―農業の元気!』

 

チコリは、ベルギー、オランダ、フランスなどが原産の西洋野菜です。イタリアンやフレンチにはかかせないハーブの王様と呼ばれる野菜で、芋(根)の部分を畑で育てます。 今までは、ヨーロッパから輸入していました。 30万ヘクタールとも40万ヘクタールとも言われている日本の休耕地。この休耕地を耕してチコリの芋(根)を育てよう。日本で育てるから名前もひらがな‘ちこり’で。

 

http://www.saladcosmo.co.jp/files/feeling/president/p20121213-01.html

8:27 2017/01/26

 

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その1「望郷」1998年岐阜県知事の「アルゼンチンで非常時に備え、食糧生産拠点としてプロジェクトを展開してくれないか」という呼びかけで始まったギアリンクスの活動。 空一面降るほどの星とホタルの光の乱舞に心を奪われ、社会的ミッションをも果たすことを使命に株式会社ギアリンクスを立ち上げたのは、前述の通り。

 

ホタルが覆い尽くす畑を耕すのは、中田と同じ岐阜県出身の日本人移民農家のみなさん。 ノコギリ一本で開拓を始めた彼らの苦労は決して過去のものではありません。

 

ペルーのピスコ生産者 沖縄県出身のグスクマファミリーと中田社長

同じ岐阜県人のよしみ、同じ日本人のよしみ、そんな昔ながらの日本人気質から始まった日本人移民農家さんを応援する活動は、アルゼンチンの黒にんにくから隣のパラグアイへ、そしてペルーのぶどう蒸留酒ピスコの日本初となるちこり村での販売など南米全体に広がっています。

そして、2011年3月11日 日本東北地方太平洋沖を震源に東日本大震災が起こります。

ちょうどその時、パラグアイを訪れていた中田に、日本人移民農家さんから自分たちが作った大豆100トンを東北の被災地に届けることはできないかとの申し出が。この申し出に大豆でお豆腐を作って被災地に届けることを提案し【心はひとつ 豆腐100万丁】プロジェクトが始動しました。

パラグアイは世界6位の大豆生産国、パラグアイの地に最初に大豆の種を蒔いたのは日本人でした。

そんなパラグアイから届けられる大豆100トン。お豆腐にして100万丁分。このプロジェクトはパラグアイ国全体を巻き込んで、豆腐製造にかかる費用4000万円のうち1000万円をパラグアイ国内の募金によって集められることになったのです。

現地の1000万円は日本円に換算すると1億5千万円に 相当するとか。 母国
   
    1998年岐阜県知事の「アルゼンチンで非常時に備え、食糧生産拠点としてプロジェクトを展開してくれないか」という呼びかけで始まったギアリンクスの活動。 空一面降るほどの星とホタルの光の乱舞に心を奪われ、社会的ミッションをも果たすことを使命に株式会社ギアリンクスを立ち上げたのは、前述の通り。
   
    ホタルが覆い尽くす畑を耕すのは、中田と同じ岐阜県出身の日本人移民農家のみなさん。 ノコギリ一本で開拓を始めた彼らの苦労は決して過去のものではありません。

                             
     

            

     
     

同じ岐阜県人のよしみ、同じ日本人のよしみ、そんな昔ながらの日本人気質から始まった日本人移民農家さんを応援する活動は、アルゼンチンの黒にんにくから隣のパラグアイへ、そしてペルーのぶどう蒸留酒ピスコの日本初となるちこり村での販売など南米全体に広がっています。

     
   

            
    そして、2011年3月11日 日本東北地方太平洋沖を震源に東日本大震災が起こります。
   
    ちょうどその時、パラグアイを訪れていた中田に、日本人移民農家さんから自分たちが作った大豆100トンを東北の被災地に届けることはできないかとの申し出が。この申し出に大豆でお豆腐を作って被災地に届けることを提案し【心はひとつ 豆腐100万丁】プロジェクトが始動しました。

                             
     

パラグアイは世界6位の大豆生産国、パラグアイの地に最初に大豆の種を蒔いたのは日本人でした。
      そんなパラグアイから届けられる大豆100トン。お豆腐にして100万丁分。このプロジェクトはパラグアイ国全体を巻き込んで、豆腐製造にかかる費用4000万円のうち1000万円をパラグアイ国内の募金によって集められることになっ たのです。
      現地の1000万円は日本円に換算すると1億5千万円に 相当するとか。 母国日本への思いと 何もない土地を開墾することから始まった日系移民のみなさんにとって ゼロから始まる復興へ、重なる思いもあるのだと思います。

     
     

            

     
  

 

 

 

 

 

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